2月に開設された新事務所も早いもので6ヶ月めを迎えました。
この事務所の前にあるのは蔵書34万冊を超える図書館です。これは何を意味するのか?
その通り!本を読みたかったらいくらでも(^^)/ということですね。
ありがたいことです。
おかげで、しがないヘルパー稼業の私ですら、本当に大切なものは目に見えないことも分かるし、nが2より大きいときXn乗+Yn乗=Zn乗の自然数解は存在しないことも知っています。
古代エジプトのアレクサンドリアが繁栄したのはアレクサンドロス王の武力によるのでなく、その後のプトレマイオス朝において図書館が設立されたからなのだ!・・・もちろん本の受け売りです(照)
ありがたいことです。
別に本を読まなくてはいけないとか本を読めば完璧だということではありません。完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。(笑)
「本を読みたかったらいくらでも」という環境にいられることがありがたいことなのです。
いまここに生かされていることと、教育を受けさせてくれた両親に素直に感謝します。
「絵本を届ける運動」という国際ボランティアに協力させていただいています。カンボジア、ラオス、ネパール、アフガニスタンなど紛争や貧困で本が無い子供たちに絵本を届ける活動です。
シャンティ国際ボランティア会 http://sva.or.jp/
民族や宗教などが絡む紛争下では、本はすべて焼かれ、作家などクリエイターは殺され、印刷設備は破壊されます。絵本を読んであげたくても絵本が無い、文字を勉強したくても母国語で書かれた出版物が一切無い状況です。そこで日本で出版されている絵本に翻訳シールを貼りつけて贈る活動を30年以上も続けているそうです。現地スタッフが移動図書館に乗せて難民キャンプなどを回り子供たちの手元まで届けてくれる、命がけのボランティア活動です。
タイトルを選んで申し込むと絵本とシールが送られてきます。
シールを切り抜いて貼ると・・・
ラオス語やカレン語などの絵本ができあがります。
参加費はタイトルにかかわらず、1冊2,200円。会への返送料も参加者負担なので4冊で約1万円です。夏季一時金などもらって、使い道に困っている人は検討してみてはいかがでしょう。何しろ、お金は便利なツールではあるけれど、読んでも面白くないし、食べてもおいしくないからね。
今回「ねずみくんおおきくなったらなにになる」と「どうぞのいす」をやらせてもらいました。どうか大きくなるまで生きていてほしい。大きくなったら何になるか夢見ることが許されますように。そして大きくなったら次の誰かに「どうぞ」とあげられる人になりますように。
今日のお薦めの1曲はBEGINで「オジイ自慢のオリオンビール」
夢はいろいろある方がいい
夢の数だけ アリ 乾杯!