お題「帰省のラッシュ」で一句
バスの補助 座席ふるえて 秋を待つ
(ばすのほじょ ざせきふるえて あきをまつ)
秋を待つ:夏の暑さから開放されるべく、秋の訪れを待ちわびる気持ち。[季]夏
☆想い
帰郷するバスの中。席が取れなかったので補助座席になってしまった。
エアコンの風が届かず、満員で日差しが強く暑い。
バスの中で想う。はやく秋が来ないかなあ・・・
◆他の一句はこちらです
お題「京都と朝顔」で一句
目覚め良き 朝を歩いて 朝顔に
(めざめよき あさをあるいて あさがおに)
朝顔:秋の訪れを告げる花。夜明けに開いて昼にはしぼむ。
日本人はこの花に秋の訪れを感じてきた。[季]秋
☆想い
目覚めの良い朝。久しぶりに散歩をしてみると朝顔を見つける。
朝顔は秋の訪れを告げる花。夜寝苦しさを感じずに起きられたのはきっと
朝顔が秋を運んでくれたからなんだなとおもった瞬間だった。
お題「夕暮れの商店街」
メンチカツ 頬張る球児 たちの夏
(めんちかつ ほおばるきゅうじ たちのなつ)
夏:[季] 夏
☆想い
商店街の肉屋。練習終わりに集まってきた球児達が今日も、お店の看板商品であるメンチカツを頬張っている。もうすぐ甲子園の予選。彼らの夏、そして私達の夏が始まる。
お題「夏休みの宿題」
絵日記の ツノ大きくす カブトムシ
(えにっきの つのおおきくす かぶとむし)
カブトムシ:栗色をした大形の甲虫。雄は頭に大きな角をもち力が強い。背に甲と羽があって夜になると飛び回る。檪、楢、さいかちなどの樹液を吸って生活する。[季]夏
☆想い
夏休みの宿題。カブトムシを取りに行った事を絵日記にした。書いてはみたがカブトムシに見えなくなってきたので角を大きくしてカブトムシとわかるようにした。という一句。
8月も暑いお題が揃うかとおもっていましたが旧暦で秋なので朝顔がお題になった回もありました。
9月は秋の季語が揃いそうです。ちなみに「夕焼け」は夏の季語ですが・・・
それではまた(=゚ω゚)ノ
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