2010年8月18日水曜日

うま兄貴の「奥の太道~珍道中~」番外編

「この母にして、この子あり~天然の母よ、あなたの子で良かったですぅ~」~うま兄貴~

 うま兄貴の「奥の太道~珍道中~」の、寄り道。
 我が母について、この度やらかしてくれた事を、書き留めておこうと思う。

 事務所内では、知る人ぞ知る「うま兄貴天然母のすべらない話」。

 今回は、二つお届けできるかと。


第一話「お手軽バス」

 父母と私の三人で夕食中(酒はもちろんあり)の話。話題は、私が翌日何をして何処に行こうかを話していた。映画も良いし、海も良い。映画村にも行ってみたいし、温泉も良い等。

 突然、母が「レトルト・バスで観光は?!」と・・・・、

 


  沈黙


 母  「だから、町を散策する『レトルト・バス』!!」


 ピンと来ました。「レトロ・バスのこと?」。そうです。観光スポットに今、割とどこにでもある「レトロ・バス」と言う名の観光地をめぐる格安のバスを言いたかったらしい。


 お湯で温めると走り出す、「レトルト・バス」。ドラえもん。そんな時代は来るの?火傷に注意しなきゃだめだよ、のび太君。僕、こんな大きいの、持てないよ~!!



第二話「あんまり会いたくないよね~」

 コレも、夕食の会話。

母   「ねぇ。最近流行っとる『悪婆48』て、なんなんかの~?」(「何ですか?」の庄内弁)

うま   「『悪婆48』???なんじゃそりゃ。(このあたりで察した方は、鋭い人です)」

母   「だから、東京で流行っちょるんだろ?お母ちゃんには、まったくわからん。友達も時々話すんだどもの、よう、わからんけの~(「わからないいんですよ~」の庄内弁)?」

うま   「ヒントは?誰がどんな会話してたの?」

母   「なんか、どっか行くといつも会えるとか、オタク系の男の子に大流行だとか・・・・・」
  


            私は、母の子。母とともに生きて37年。察しました!!!
 


 そうアイドルグループ『AKB48』の事を、聞きたかったのです、母は。


うま兄貴の特別講座  『AKB48』五段活用

①AKB48(読み方  「エーケービー・フォーティーエイト」)
②秋葉48(読み方 「アキバ・フォーティーエイト」)
③秋葉48(読み方  「アキバ・ヨンジュウハチ」)
④悪婆48(読み方  「アクババ・ヨンジュウハチ」)
⑤悪婆四十八(読み方  「アクババ・シジュウハチ」)


 母はおそらく③を話しているおばちゃん達の話を聞き、④に至ったのでしょう。まっ、⑤でなくてよかった。

 悪婆48・・・・・。「♪ 会いたかった~  会いたかった~」言われても、あまり嬉しくありません。庄内弁で歌えば


「♪ 会いてがった~  会いてがった~  会いてがった~けっの~  おめぇにの~(君に)」


 年に一度の総選挙。選ばれて一位は、どんだけ「悪いお婆様」なんか。
 嫁の実家から持ってきたヌカ床に砂糖入れたり、サークルの上品なお婆様の大正琴に剃刀仕掛けたり、雑巾しぼった手でおにぎり握ったり。ピンポンダッシュ、もしかしたら隠れてタバコ吸ってたり!!
 爺様の携帯のメールチェック!!!!

悪い!!! 


 てな、新しい二つの話は、殿堂入りされるでしょうか??


 そんな母からの授かり物、私も小学校時代は「東名高速道路」を「透明高速道路」だと思いこみ、「いつか、クリスタル&スケルトンな道路をドライブしてみたい」と本気で憧れていました。

 また、大学生になるまで「渋谷のハチ公」は、上野の「西郷隆盛像」のことだと思っていて(ほら。犬、連れてるじゃん!西郷どん!!)、あるデートで「ハチ公前待ち合わせ」を、上野公園で待ち続け、携帯もポケベルもない時代、連絡取れず、彼女を渋谷に待たせたまま怒らせ、破局へといたりました。


 うま兄貴の「天然」は、最近は「封印」していますので・・・・。その「封印」した錠を開ける『鍵』は・・・・、そう「お酒」です。「封印」した箱を開ける呪文は『まっまっまっ、もう一杯!』です。

 もうすぐ来る、秋の長夜。封印を解いてみませんか?


 

2 件のコメント:

  1. この母にして、この子あり・・・

    ってうまちゃんの母に会って見たいわぁ~
    日常の会話もそれは楽しそうね・・・
    隠れて聞いてみたい感じ?

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  2. ヒットですー(笑)同じ東北出身、絶対おかあちゃんと話しがあうわー。AKB48,センターの子達が同じに見えてしまう・・・アラフォーようちゃんです。

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