2016年12月21日水曜日

チキンライス

日本では宗教だの何だの関係なく消費活動を促す年中行事の一つになったクリスマス。
まつぼっくりでも早々にクリスマス会が行われスタッフの一人として参加させていただきました。
準備段階で「何を用意しましょう?あれを買いましょう、これを買いましょう」という中、私の意見は「無けりゃあ無いで結構さ」でした。これは私の好きな昔話「くぎスープ」のセリフです。やどなしがけちんぼうのおばさんと素敵なクリスマスのようなごちそうを食べるお話で何度読んでもおもしろい。クリスマスプレゼントにもおすすめです。
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景気回復には消費の底上げが必要だそうで、その意味では国策に協力できていないのかもしれません。でも今回のクリスマス会は手作りで全員参加のほのぼのした楽しいひと時となりました。ご参加いただいた皆さん、ご協力いただいた皆さんにお礼申しあげます。高校生ボランティアのジャグリングは素晴らしかった。
牛乳パックや古新聞を使ったゲームも意外に盛り上がりましたね。興味深かったのはゲーム中に参加者の意見で新しいルールができてより楽しくなったことです。車椅子での参加者も大活躍となりました。プログラムされた遊び方でなくみんなで創造していったわけです。ここでまた一冊思い出すのはエンデの「モモ」。
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灰色の男からもらった電気仕掛けの喋る人形で遊んでいるうちにモモが「たいくつ」の意味を知るくだりが私は大好きです。
最近のクリスマスプレゼントというとAIだのVRだのになるのかもしれませんが、きっと子供の遊びにはシンギュラリティは来ないと信じたいオバサンのつぶやきでした。

今日のお薦めは浜田雅功と槇原敬之で「チキンライス」
日本のクリスマスはこれだと思う!


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