2014年10月16日木曜日

うま兄貴の「秋はふわふわ」~一人晩酌の巻~

うま兄貴の「秋はふわふわ」~一人晩酌の巻~






皆様にとって「秋の味覚」と言えば、なんでしょうか?

「まつたけ」「サンマ」「栗」「キノコ」「柿」「梨」「新米」等々。それぞれ大好きな秋の味覚があることでしょうね。



うま兄貴の秋の味覚といえば・・・・・


「もってのほか」です。



「もってのほか」?なんじゃそりゃ?


そんな声が聞こえてきそうです。


写真下の紫色の物体。これが「もってのほか」です。

なんだかわかりますか?












答えは「菊」です。

山形の食用菊「もってのほか」です。


全国数ある食用菊の中でも「食用菊の横綱」と評価されるほど。


うま兄貴は、子供のころから食べていて・・・・、というか「食べさせられて」いました。
苦みが子供頃、苦手で。
しかし、酒飲みの父の晩酌にと、秋になると「さんま」と「もってのほか」が毎日のように出てきて・・・・。毎日「さんまの脂」「菊の苦み」でご飯を・・・・。

無理!!


その後うま兄貴、30歳くらいまで「さんま」と「菊」が、見るのも食べるのも、できなくなってしまったのでした。



しかし。30歳を超え、自分も酒飲みとなりはて、「さんま」と「菊」が逆に、大好きな秋の味覚になりました。
味覚って、変わるものなんですね。




しかし、なぜに「もってのほか」と言うの??


皆様、疑問に感じるでしょう。


諸説あるもの「天皇の御紋である菊の花をたべるなんて、もってのほか!」とか、「もってのほか、おいしい!」といった事から、転じたのではとの事です。



その味はと言えば、しゃきしゃきとした歯ごたえ、特有の苦みと香り。

からし和えが定番です。



うま兄貴、ひとり秋の夜長。
「もってのほか」を肴に、晩酌。

この、幸せ者!!









0 件のコメント:

コメントを投稿