うま兄貴の「秋はふわふわ」~一人晩酌の巻~
皆様にとって「秋の味覚」と言えば、なんでしょうか?
「まつたけ」「サンマ」「栗」「キノコ」「柿」「梨」「新米」等々。それぞれ大好きな秋の味覚があることでしょうね。
うま兄貴の秋の味覚といえば・・・・・
「もってのほか」です。
「もってのほか」?なんじゃそりゃ?
そんな声が聞こえてきそうです。
写真下の紫色の物体。これが「もってのほか」です。
なんだかわかりますか?
答えは「菊」です。
山形の食用菊「もってのほか」です。
全国数ある食用菊の中でも「食用菊の横綱」と評価されるほど。
うま兄貴は、子供のころから食べていて・・・・、というか「食べさせられて」いました。
苦みが子供頃、苦手で。
しかし、酒飲みの父の晩酌にと、秋になると「さんま」と「もってのほか」が毎日のように出てきて・・・・。毎日「さんまの脂」「菊の苦み」でご飯を・・・・。
無理!!
その後うま兄貴、30歳くらいまで「さんま」と「菊」が、見るのも食べるのも、できなくなってしまったのでした。
しかし。30歳を超え、自分も酒飲みとなりはて、「さんま」と「菊」が逆に、大好きな秋の味覚になりました。
味覚って、変わるものなんですね。
しかし、なぜに「もってのほか」と言うの??
皆様、疑問に感じるでしょう。
諸説あるもの「天皇の御紋である菊の花をたべるなんて、もってのほか!」とか、「もってのほか、おいしい!」といった事から、転じたのではとの事です。
その味はと言えば、しゃきしゃきとした歯ごたえ、特有の苦みと香り。
からし和えが定番です。
うま兄貴、ひとり秋の夜長。
「もってのほか」を肴に、晩酌。
この、幸せ者!!
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