こんにちは。黒助です。
26~28日の3日間休みをもらって、美術の勉強をしてきました。芸術療法をベースに、小学生に美術を教えるための基礎演習で、今回は聖書の創世記をテーマに小学3年生が絵を描くことを前提に水彩の手本を考察しました。
下の写真は、20人ほどの参加者が、描いた絵を考察するために並べているところです。
小さい写真でわかりづらいかもしれませんが、
左は「知恵の木と命の木」。
右上は第1章の5日目と6日目。
右下は「カイントアベル」。
濡らし絵といって、紙を水で濡らした状態で描いていきます。輪郭は不鮮明で、色が拡がっていく感じになります。絵なのですが、光の体験という面がとても強いです。
このほかに、クレヨンで線だけを描く課題も考察しました。絵を「色」と「線」を別個に体験していくという世界なのです。色(光)は固まったものを解きほぐして解放し、線(影?)は溶けてゆるんでしまった世界に形をあたえる、と黒助の短絡辞書には記されています。
このほかに、クレヨンで線だけを描く課題も考察しました。絵を「色」と「線」を別個に体験していくという世界なのです。色(光)は固まったものを解きほぐして解放し、線(影?)は溶けてゆるんでしまった世界に形をあたえる、と黒助の短絡辞書には記されています。
このような絵の世界に黒助は10年以上まえから亀の歩みよりも遅いくらいのペースで関わっています。うまく絵を描けない人の方が魅力的な絵を生み出せる可能性に満ちています。そういう面が、障害児者支援とつながるかもしれないな、とかすかに思いつつ、絵の世界を歩んでいこうと思い直すのでした。