5月に思いついた句の中で自分が一番良いとおもった一句。
五月・日光 華厳の滝で一句
峡谷の かぜ奏でるや 滝の音 (きょうこくの かぜかなでるや たきのおと)
峡谷:深いわりには幅の狭い谷。両岸の谷壁斜面が垂直またはこれに近い急傾斜をなす。
峡谷風:山あいの峡谷で吹く風
華厳の滝を見ているとき、はるか向こうにあるであろう峡谷を想像してみた。
壮大な峡谷に風が吹いたときの音と、目の前で聞いている滝の音がシンクロしているような気がして峡谷の中にいるような錯覚を覚えたが我に返ると滝が見える。
きっとこの滝の音を作っているのが峡谷なんじゃないか?と読んだ一句
峡谷が滝の音を作っている。ということを強調するために
風を平仮名。奏でるを漢字。
漢字の部分だけ抜き出すと
峡谷 奏 滝 音
見方を変えると「峡谷」を「オーケストラ楽団」に例えていて音楽を奏でている様子。
滝の音が音楽となり壮大な一句になる・・・と勝手におもっている。
こんな感じになりました。それではまた(^0^)//
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