2017年3月7日火曜日

2月の一句

お題「梅と大宰府天満宮」で一句
「ごめんね」と 受験のあとの 君の絵馬
(ごめんねと じゅけんのあとの きみのえま)

受験:入学に際して二月下旬から三月上旬に、行われる入学選抜試験 [季]春

この一句・・・自分の頭の中では壮大なドラマを想像してました。
頑張っているカップルが居て、同じ志望校を受験したあと急に連絡が途絶えてしまう。
先生に聞くと引っ越してしまい自分の受験に影響が出ないようにわざと黙っていたとの事。手がかりを探しに一緒に合格祈願をした大宰府天満宮へ。
そして・・・「ごめんね」と書かれた絵馬を見つけた。

こんな想像をしてました。読者はどうおもったのでしょう・・・


他の3つを紹介します。

「節分・豆まき」で一句
子らが視る 切る恵方巻 アンパンマン
(こらがみる きるえほうまき あんぱんまん)

恵方巻:節分に食べると縁起が良いとされる太巻き。節分の夜に恵方に向かって、海苔巻きを一本丸ごと切らずに食べる。まるかぶり寿司
節分:季節の移り変わる時の意で、後冬から春への変わり目[季]冬。

「つくしと富士」で一句
通学路 朝風光る ランドセル
(つうがくろ あさかぜひかる らんどせる)

風光る:春の陽光の明るさに、吹く風も光って感じられるさま[季]春。

「菜の花と自転車」で一句
咲き誇る 園に番の 孵る春
(さきほこる そのにつがいの かえるはる)

春:[季]春。


今月は完成度の高い一句が揃ったとおもいます。
来月は3月ということで雛祭りや卒業式といった行事がお題となりそう。
あとは発想を飛ばすだけでなく文法にも注意して詠むことになりそうです。

それではまた(=゚ω゚)ノ

0 件のコメント:

コメントを投稿