2013年7月20日土曜日

酒と煙草と声と女・・・そして旅

「煩悩に翻弄の旅人」をしてた時が懐かしい。

今回のキーワード「煙草」、「幕末」、「天皇」

私は、煙草を吸ったことが無い。
火の着いていない煙草も、口にしたことが無い。
それは親父の影響である。
親父は酒を飲むと酒に飲まれ、だらしなくなる。
いつか、殺してやろうと考えていた。
そんな、親父みたいな人間になりたくない。
16歳の誕生日まで煙草を吸わなかったら、
吸わないと決めた。(酒は付き合いでしょうがない)
最後の「15の夜」吸う事が無かった。
それから2週間後に、親父が病気のためあっけなく死んだ。
あれから、40年が過ぎた。
今では、犬糞と同じ感覚で、素手では触りたくない。

私は江戸時代に生まれて幕末に生き、正義のために戦い、死にたいと思っていた。
2年前に我が家の「過去帳」が見つかり、本家に先祖の事を聞かされた。
曾爺さんは、幕末の時京都にいて、徳川家に仕える武士として戦い、
日本海側を負け戦をしながら、津軽にたどり着いたと。NHK大河ドラマの「八重の桜」の会津でも戦ったのか?
篤姫、土方歳三、私が一番尊敬している坂本龍馬と同じ1835年生まれ。
新撰組と一緒に戦い、坂本龍馬とすれ違っていたかも!!  2番目に尊敬。
写真は京都御所の9門の中。左が御所。
写真を撮っている時、「ああ、懐かしい」と思ったのは、曾爺さんの魂か?

親父は昭和天皇の近衛兵。
明治36年生まれで、身長が180cm位あった。
第2次大戦の時は、ラッパを吹いていた。

曾爺さんは、孝明天皇を守るため幕末に京都で戦い、
親父は、昭和天皇を守るため東京にいた。

私には守る人は無く、自分の煩悩と戦う日々だ。
私と天皇の共通点は、名前に「仁(ひと)」が付いている。
  
天皇家では、男には「仁」を、女には「子」を付ける。
「仁=人+二」で天皇と国民は別々でなく同じ立場。
人が二人いると、「おもいやり」が生まれる。
 私の名前は「わずらわしいほどおもいやり」がある名前。

「子=一+了」で始めから終わりまで。
生まれてから死ぬまで。
 「幸子」だったら生まれてから死ぬまで幸せでありますように。  「子は神の子」と言う人もいる。  昔は男に「子」が付いていたが、今でも「皇太子」、「王子」、「息子」のように男に付いている。「子」は江戸時代には高貴な名前。庶民に付いたのは、明治から。

過去帳が解るまでは、代々から百姓のせがれだと思っていた。
親父がしっかりしていたら、「お坊っちゃん」といわれてたかも。
それはしょうがないことで、年を取ると理解出来るようになった。
ちなみに、岩手県では近衛兵は2人。敗戦により廃止。

次回は、「声」、「×]、「神様」
                         

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