2011年2月16日水曜日

知らないことって

先週アップ予定だった ヒーホー です

電車通勤の私は、この頃 「人身事故の遅延」が多く、ようやく動き出した満員電車にイライラしていました

そんな中、ふっとテレビをつけたら 盲の方の電車事故検証 をやってました

盲の方へアンケートをとった結果、数字に直すと 

2人に 1人は

「 今までホームから転落した経験がある 」

と言う結果に、驚きました

ホームに設置してある 点字ブロック 

点字ブロックも設置してあればいいだけではなく、5ミリ突起していないと足の裏で感覚が伝わらない
設置の意味とメンテナンスが大事

点字ブロックに無意識に置かれた荷物や待っている人、隣にある柱
それらにぶつかったり避けたりした想定外のことに対して
方向がわからなくなってしまう
前後だけではなく、左右もわからなくなってしまう
線路の方向もわからなくなってしまうそうです
(言われてやっと想像出来ました、いかに視覚に頼っているのかを)

そのために、点字ブロックにホームの内側と線路側を感覚的な違いにする為に
内方線(内側を意味する)というのが設置されている
まだないところも多いらしい

あと音の情報ですが、体験してみました
乗り継ぎの多い駅は、音の情報が多いなか、電車の入ってきた音がしたので乗車準備をしたところ
一本奥のホームに電車が入った音でした
シュミレーションでしたが、足を一歩踏み出したところで、ホームに転落していました

本当は、ホーム柵が設置されていれば一番安心らしいのです
それでも車両のドアの編成によって、ホーム柵に柵がないところもあり
転落の可能性は有るらしいのです

危険なら歩くな・・・と言う意見も出るかもしれませんが、
一人で好きなときに、好きなだけ歩く
自立の考え方が大事
と盲の方はおっしゃってました



健常者も盲の方が歩いていると声をかけてよいのか、わるいのか
盲の方もサポートを受ける
互いの心の余裕が必要ではないか?
と当事者の方は、おっしゃっていました

整備も大事ですが
お互いに気づかう気持ちが、命を救うこともある
事故にあった方は、誰も声をかけてくれなかった・・・と

環境を整備する人、一緒の環境に居る人などなど
互いに知らなすぎたんだと感じました







 

3 件のコメント:

  1. 私の愛読書に「ハッピー」という漫画があります。以前ドラマにもなりました。何回読んでも、泣けます。

    この仕事をするようになってから、電車に乗っていて「あらら優しくないのね~」と思うことも度々・・・。私は、困っていそうだったら声をかけるようになりました。「お手伝いできることありますか」って・・・

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  2. 歩道の中に電信柱があること。
    歩道から道路につながるところの段差や
    スロープが急なこと。

    考えればたくさんありすぎて。。。。

    せめて、人がやさしくできればと思いますね。

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  3. 私は学生の時、点字サークルに入っていたので、常に盲の方と一緒に行動していました。一人暮らしをし、器用になんでもこなす彼ら、彼女らを見ていたので、そんなに危険なめにあっているとはちょっと気がつかなかったです。でも・・・車いすを押していると、あの点字ブロックがじゃま(言葉は悪いですが)な場所もあるのです。ここ通らなきゃいけないけどがたがたがた・・・・みたいな。道路整備も人にやさしくしてほしいと思います。

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