2013年3月6日水曜日

障害者の母として

私の娘3人は障害があり、車いすで全介助が必要です。

身体障害、知的障害、精神障害、他にもさまざまな障害の人がいますが

父や母は、とても苦労して育ててきたと思います。

健常の人なら、20歳になれば立派な成人で、1人で生きていくこともできます。

でも、障害があるということだけで、1人では生きていけない。

父や母は、何歳になっても子どもと向き合っていかないといけない。

親は歳をとり、子どもは大きくなっていく。反比例です。

朝から次の日の朝まで、日中帯の時間以外は、大きくなった障害のある我が子と向き合っていかないといけない。毎日。毎日。20年も30年も休みなく。

障害がある大半の人は、1人では遊びに行くこともできない。

親は日々の疲れで毎日の介護が苦労の連続だと思います。

だからこそ、そんな障害の人と外出したり、疲れ切った親の負担を軽くするためにヘルパーがいるのです。

私の長女は、重複重度、チャキチャキの身体障害ですが、近所で1人暮らしをしています。

5事業所のヘルパーさんに支えられ、月曜~金曜までアパート・土日は実家でした。

もうすぐ、支えてくれる事業所が増え、月曜~日曜まで安心して自分のアパートで過ごせるようになる予定です。

私には、まだあと2人の障害の娘がいますが、こうやって1人1人独立していくのだなぁ~と実感しています。

独立した娘を1番支えてくれているのがたくさんの事業所のヘルパーさんです。

私と一緒に暮らす娘たちを支えてくれているのもヘルパーさんです。

そして、私の日々の疲れを癒してくれるのもヘルパーさんです。

まつぼっくりのスタッフは、みんなヘルパーとして、障害の人を支え、親の疲れを癒し、すばらしい活動をしています。

みんな、ありがとう~





1 件のコメント:

  1. 私たちヘルパーの疲れを癒してくれるのは・・・毎朝の元気な「おっかよ~!!(おはよ~)」です。
    うちの理事長、さまざまなハードルをなかなかに上げてこられますが、転んだ時・つまづいている時に欲しい言葉がピンポイントで返ってくる・・・見てくれてるんだなと思う毎日です。今年度もよろしくお願いします!!

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